開催中の企画展

企画展

企画展『草木染 山崎斌・青樹・和樹 三代の軌跡』開催

植物の“色”に魅せられた染色家三代の作品が一堂に会する本邦初の展覧会 『草木染 山崎斌・青樹・和樹 三代の軌跡』開催

植物から色をいただいてきた人間の色彩の悠久の歴史の中で、現在は、誰もが「草木染」という言葉を使いますが、永く行われてきたその天然染料による」染色を「草木染」と命名したのは山崎斌です。山崎斌とその息子・青樹、そして青樹の息子・和樹による、植物の¨色¨に魅せられてきた染色家三代の軌跡を、植物の持つ豊富な色彩とその作品でご紹介いたします。

青樹、没十年にあたり、三代を一堂に展示するのは、本邦初めてのことです。

会期中は三代目、山崎和樹さんによる染解説、ギャラリートーク、草木染ワークショップなどのイベントや関連書籍・製品の販売なども予定しております。

この機会にみなさまのご来場を心よりお待ちしております。

山崎斌(やまさきあきら)(1892‐1972)作家・草木染研究家
1982(明治25)年、長野県麻績村生まれ。旧制上田中学卒業後上京、文士を志す。長編小説「二年間」を刊行し、長編・短編小説を次々と発表。島崎藤村、竹久夢二らとも親交が深い。1930(昭和5)年、植物染による染や手機織物の復興に取り組む。化学染料による染と区別するため、天然染料による染色を「草木染」と命名。「草木染百色鑑」、「草木染手織抄」、長編小説「草木染」等刊行。

山崎(やまさき)青樹(せいじゅ)(1923‐2010)草木染研究家・染色工芸家・日本画家
1923(大正12)年、東京生まれ。子どもの頃から絵心があり14歳の時横山大観に出会い、日本画を志す。戦後、父・斌と長野県佐久郡前山村に移住し、草木染の研究と手織紬制作を始める。その後、群馬県高崎市に移転。1975(昭和50)年、現代の名工として労働大臣表彰、黄綬褒章、旭日双光章等など受賞多数。著書に「草木染日本の色」、「草木染日本の縞」などがある。

山崎(やまさき)和樹(かずき)(1957- )草木染研究家・染色工芸家・草木染研究所柿生工房(草木工房)主宰
1957(昭和32)年、群馬県高崎市生まれ。博士(学術)。父・青樹のもとで草木染の研究を始め、川崎市に移転後、草木染研究所柿生工房(草木工房)を開設。1995(平成7)年より天然染色に関わる世界各地での国際会議に参加し研究発表、草木染を海外に紹介。現在、東北芸術工科大学・京都造形藝術大学非常勤講師。著書に「草木染 四季の自然を染める」、「藍染の絵本」などがある。

【開催概要】

◆会期
2019年10月3日(木)~2020年1月19日(日)

◆会場
岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや 企画展示エリア

◆入館料
一般 510円(410円)/  中高校生 310円(210円)/ 小学生 160円(110円)
※( )内は10名以上の団体料金。諏訪地域6市町村の小中学生は無料。岡谷市内への高校通学者及び岡谷市内在住高校生は無料。

◆休館日
毎週水曜日、祝祭日の翌日
※年末年始(2019/12/29~2020/1/3)

【会期中のイベント】

 こちらをご覧ください。