寶花団●対鳥錦 ●=空の工が果(ほうかだんかついちょうきん) 時代:唐代 唐代の緯錦で、原品はシルクロードの南沿いにある青梅省吐で出土し、青梅省博物館に収蔵されている。円形に飾られている花とその内側に鳥が対となって紋様をなしている。黄・褐・緑など五組の異なる色糸が緯糸として使われている。唐代では大柄の紋様を多数の色彩で精緻に織り出すことができた高い文化水準を今に示す。