6月4日(金)テクノプラザおかやにおいて、岡谷市と国立大学法人信州大学の包括的連携に関する協定締結式及びコワーキングスペース開設式が行われました。今回の開設に伴い、スペースの一角に「ふるさと寄附金 返礼品カタログ」に掲載されている商品が展示されています。その中には、当館に併設されている㈱宮坂製糸所の「シルクソープセット」や岡谷絹工房の「手織り 絹ネクタイ」も展示されています。
ふるさと寄附金にご協力いただいた際には、ぜひ、㈱宮坂製糸所の「シルクソープセット」、岡谷絹工房の「手織り 絹ネクタイ」をお選びになってみてはいかがでしょうか!
他にも岡谷蚕糸博物館-シルクファクトおかや-、岡谷シルク、岡谷絹工房のPRの展示もしておりますので、お近くに来られた際にはあわせてご覧ください。
※㈱宮坂製糸所
1928(昭和3)年12月、岡谷の製糸業が経済不況により衰退に向かうなか、8釜の諏訪式繰糸機で創業
1963(昭和38)年、諏訪式繰糸機60釜、出釜40人へと成長
1976(昭和51)年、自動繰糸機を新設
1997(平成9)年、上州式繰糸機を新設
さらに銀河シルク繰糸機、攪拌繰糸機を(財)大日本蚕糸会と共同開発、マルチ繰糸機を導入。㈱宮坂製糸所でしか生産できない特徴ある生糸を製造する、わが国でも類まれな製糸工場となりました。
※岡谷絹工房
「染め」、「整経」、「織り」といった絹織物をつくる上で必要な工程を同工房内で行い、製品を生み出しています。岡谷の生糸をメインに、色々な質感の絹も使っており、織の技術力や表現の豊かさから、国内外のファッションブランドからも試作品の依頼がくるなど、現在も新しいことに挑戦し続けている工房です。絹の多様性、織りを通して色々な表現が可能な「岡谷絹」は、新たなシルクブランドとして注目を集めています。岡谷絹工房で使用している建物は旧山一林組の事務所で、今年建築されて100周年を迎えました。
※テクノプラザおかや(工業振興課)
産業振興の拠点として、市内企業の支援や岡谷市の魅力を発信し、岡谷市移住・定住の促進によれ活性化も図っている施設です。
※コワーキングスペース
コロナ禍を契機としたリモートワークの推奨により、働く場にとらわれないワークスタイルが普及しつつあり、都市部を中心に、地方移住・副業・ワークライフバランスの充実を求める動きが出始めている。また、デジタル技術の発展に伴うIT・WEB関連を中心としたフリーランス・個人事業主の増加、社会的課題・地域課題の解決を目指す新たなビジネスモデル「ソーシャルビジネス」の地方での立ち上げ等、社会経済環境の急激な変化から、様々な働き方が生まれ始めています。こうした動きを、新たな関係人口の創出、移住・定住の促進につなげる好機と捉え、市外から多くのビジネスマン、フリーランス、個人事業主等を呼び込み、まちの活性化、市内産業の更なる発展につなげるため、その受け皿として、今般、市の産業振興拠点であるテクノプラザおかやに創設しました。
↑「ふるさと寄附金」の返礼品、㈱宮坂製糸所の「シルクソープセット」
↑「ふるさと寄附金」の返礼品、岡谷絹工房の「手織り 絹ネクタイ」
↑締結式の様子(今井岡谷市長 あいさつ)
↑締結式での署名の様子
↑農産物の販売も引き続きやってます!