スタッフのあれこれ日記

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仲秋の名月

今日は仲秋の名月

空気が澄んで、お月様が綺麗に見える季節ですね。

実は、先日行われた繭工作「お月見うさぎ」ですが、毎年恒例のこの「お月見うさぎ」は当館人気の繭工作の一つです。
職員Yさんが、毎年少しずつ形を変えながら考えるオリジナル作品で、いつも楽しみにして下さっているファンも大勢いらっしゃいます。

今年は、繭のうさぎはもちろんですが、うさぎが持つ杵は桑の枝、まんまるお月様は「ぐんま黄金」という黄色の繭!(こんな綺麗な黄色の繭があるんですね!)
ふわふわ浮かぶ夜の雲は、キビソという生糸にならない糸を、柔らかく加工してできたものです。
まさに、おカイコさまにかかわるシルクづくしの可愛い「お月見うさぎ」!
餅をつくうさぎと餅をかえすうさぎ。

もう一つ、シルクに関わるお月見話題。
着物の図柄にもお月見モチーフはよく使われています。
先日行われた「きものスペシャルデー」の職員Mさんの着物、あらあら、よくよく見ると、夜のような漆黒のちりめん地に施された金糸のお月様の中には、カワイイうさぎの刺繍が!
帯も、ススキの模様でした!!
着物って、さりげなく季節感を盛り込む日本人の和のココロ、粋ですね~。きもののお月見うさぎ

 

岡谷蚕糸博物館には、今、うさぎモチーフが溢れています。