スタッフのあれこれ日記

BLOG

展示品紹介 vol.1

現在開催中の収蔵品展 『LIFE with SILK 絹のある生活 -岡谷シルク再発見-』。

展示している資料を少しずつ紹介していきます!

第一弾は 「シルクビロードのコート」 (写真右端)。

lifewithsilk_展示品1-01

貴重な国産の繭・生糸による「純国産絹」のジャケットとコートを展示するこのコーナー。

写真右端の「シルクビロードのコート」は、12/11から展示しています。

 

lifewithsilk_展示品1-02

絹で「カシミアを超える布地を」というコンセプトで作られたコート。

柔らかく織り上げるために、素材となる蚕の品種にまでこだわっています。

細い繭糸を特徴とする蚕品種 「あけぼの」の糸を使用し、表面は起毛加工がされています。

軽くてふんわりとした風合いを持ち、シルクのイメージとかけはなれた触り心地です。

 

lifewithsilk_展示品1-03

実物には触れませんが、実物と同じ生地を触れるコーナーもあります。

ぜひ会場へ足を運び、貴重な生地の触り心地を体験してください!!

展示は1月30日までです。

————————————————————————————————————————-

『純国産絹』

現在、絹製品に占める純国産絹の割合は1%以下になっている。こうしたなかで、絹製品の生産・販売に携わる関係者は、国産の繭・生糸を使った魅力ある“純国産絹製品”をつくる努力を重ねている。蚕糸絹業提携グループに所属する「純国産繭のフォーマル研究会」は、【玉小石】や【あけぼの】などの特徴のある蚕品種を積極的に活用し、純国産の上質でモダンなフォーマルウェアの企画・開発を行っている。