8月28日、29日と、市田ひろみ先生による講演会を開催しました。
嬉しいことに予約がすぐにいっぱいになりました。すてきなお着物を着て聴講された方も多くいらっしゃいました。
市田先生は、世界中を周って民族衣裳を収集してこられ、その数450着。その一着一着に現地でのエピソードがあり、調査記録に基づいた著書も出版され、全国で展覧会が行われています。
本日は衣裳の写真と共に、世界を回って魅了された工芸のすばらしさ、現地での人との出会い、そして世界を歩いて実感された世界情勢、民族、宗教のお話をしていただきました。

また、中央アジアで着られていた民族衣裳をお持ちいただき、実際に見ることもできました。
平織り先染めの矢絣模様の衣裳は、日本の私たちにもなじみのあるような…。また、色使いは独特のもので皆さん興味深く見ていました。
市田先生の笑顔にも元気をいただけた、そんなひとときとなりました。