先日、日本機械学会では、2016年度の機械遺産を認定しました。
ところで、機械遺産って?
次のとおりです。
「歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、
文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、
主として機械技術に関わる歴史的遺産「機械遺産」
(Mechanical Engineering Heritage)について
日本機械学会が認定する」
これまで、76件が認定され、本年度認定分7件を含めると、全83件になるそうです。
本年度の認定されたものは次のとおりです。
77.松川地熱発電所
78.スバル360-K111型
79.二段膨張式船舶用蒸気エンジン
80.金銭記録出納器「ゼニアイキ」
81.特許タツノ式ガソリン計量機 型式25号
82.移動式ブラシ付門型自動洗車機
83.樫野埼灯台の光学系機械装置
あのかわいらしいスタイルの名車「スバル360」も認定されたようですね。
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どうして、この話題かというと・・・
当館ホームページ収蔵品紹介コーナーでも紹介していますが、実は、2011年度に岡谷蚕糸博物館収蔵品の8点が、明治以降の日本の近代産業の発展に大きく貢献した機械であるということで、「岡谷蚕糸博物館の繰糸機群」として認定されているんです。
当館で所蔵する岡谷市・・・いや、日本の財産を、その目でご確認ください!
機械遺産認定 8点(NO46 2011年度認定)
・フランス式繰糸機
・諏訪式繰糸機
・4条繰り諏訪式繰糸機
・6条繰り諏訪式繰糸機
・イタリア式繰糸機
・御法川式多条繰糸機
・織田式多条繰糸機
・増澤式多条繰糸機
機械遺産(日本機械学会)
http://www.jsme.or.jp/kikaiisan/index.html