スタッフのあれこれ日記

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生きたカイコの展示 繭になりました。※展示は5月14日(金)で終了しました。

各品種(小石丸、棲キョウ、天門、茶斑)、繭になりました。

大造(だいぞう)は半数近くが今も繭を作ろうとしてます。

ちなみに・・・

カイコは人が繭を利用するためクワコという虫を飼い慣らし、改良してきた昆虫で「家蚕(かさん)」ともいわれます。日本種・中国種・熱帯種・欧州種などの在来品種があり、国内では養蚕用に優れた品種を多数育成しました。その過程で生じた突然変異種も含め、現在保護されている品種は約1500種以上にも及びます。また、カイコ以外の繭が利用される野生のガの仲間を「野蚕(やさん)」といいます。野蚕にはいろいろな種類があり、虫により食べる葉が違い、繭の形や色もさまざまで、糸の質も異なります。よく知られた野蚕以外にも、多種の絹糸昆虫が世界中に存在します。