収蔵品展「カイコも繭も糸も ハカル。」関連イベント
東洋計器株式会社 代表取締役社長 土田泰秀氏による講演会「計量は文明の母である」 岡谷蚕糸博物館で開催しました 2018.7.21 |
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東洋計器株式会社は長野県松本市に本社を持ち、明治38年から水道メーター、ガスメーター製造を行う計器メーカーで、国内最大の12,000点に及ぶ国内外の度量衡計器を収蔵・展示する東洋計量史資料館を所有しています。
講演では、ハカルことは「度量衡」、すなわち「度」(長さ)、「量」(容積)、「衡」(重さ)の三種類である、という解説から始まり、それぞれを「はかる」道具や歴史について、所蔵資料の写真を参照しながらお話しいただきました。 |
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土田氏が計器類を収集するきっかけになった江戸時代の「懐中秤」 後半は場所を展示会場に移し、養蚕・蚕種・製糸業において使用されてきた様々な「ハカル」計器の使い方などを担当学芸員が解説。 |
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メリーゴーランウドのような雌雄鑑別機は、繭の重さによって蛹の雌雄を鑑別できます。実際に回してみると、繭が雄、雌と別の場所でぽとりと下に落ちる仕組みです。これにはお客さんからも「なるほど~」という声が。
このほか、富岡製糸場で使用されていた台秤など、貴重な資料も紹介されました。 |
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収蔵品展「カイコも繭も糸も ハカル。」は9月2日(日)まで開催しています。 また、8月12日(日)には関連イベント「カイコも繭も糸もハカル体験」が開催されます!! 夏休みの一研究に、ぜひご参加をお待ちしています!!! |