第20回日本野蚕学会 公開シンポジウム
「シルク産業のこれから」
明治以来、日本の養蚕と製糸は急速に発展し、大量の生糸生産により外貨を獲得し、近代化の礎を築いてきました。当時、わが国においては最重要であったシルク産業が第二次大戦後斜陽化し、現在の繭生産は微々たるものとなっております。
しかし、この間わが国の養蚕、製糸、絹加工などの研究と技術開発は常に世界のリーダー的役割を果たし、これら貴重な遺産が数多く残されてました。このような恵まれた背景の中で、わが国のこれからのシルク産業をどのように進めるのか、各方面からご提案を頂き、真剣に話し合う会にしたいと思います。
多数のご参加と有意義な討論を期待しております。(幹事一同)
日 時:平成26年11月15日(土曜日)9:00~12:00
場 所:岡谷商工会議所 3階大会議室(長野県岡谷市郷田1-4-11)
主 催:日本野蚕学会
共 催:岡谷市、岡谷蚕糸博物館 -シルクファクトおかや-
参加費:無料
受付 8:30~
開会 9:00
講演
9:05~ 9:35 シルク資源と蚕糸技術の利活用
東京農業大学 客員教授 赤井 弘
9:35~10:05 安曇野市天蚕センターの現状と今後の展望
安曇野市天蚕振興会 会長 小川文人
10:05~10:35 シルク産業のこれから ~伝統を引き継ぎ、新たな価値の創造~
(一財)大日本蚕糸会蚕業技術研究所 所長 新保 博
10:35~10:45 ~休憩~
10:45~11:15 スズメバチは「シルク産業のこれから」に貢献できるか
-ホーネットシルクの特性と利用可能性について-
(独)農業生物資源研究所 新機能素材研究開発ユニット長 亀田恒德
11:15~11:45 野蚕シルク(繊維)の販売最前線 絹の販売促進
ワイルドシルク協議会 会長 今泉雅勝
11:45~12:00 総合討論
事務局:
日本野蚕学会事務局
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