岡谷蚕糸博物館企画展
『19世紀ヨーロッパのドレス ~モードとシルク~』
平成29年5月25日(木)~7月23日(日)
[前期]5月25日(木)~6月19日(月)
[後期]6月22日(木)~7月23日(日)
※6月20日(火)臨時休館(前後期展示替え)
1859(安政6)年、横浜港の開港と同時に生糸の輸出の歴史が始まります。当時日本の生糸を求めた西洋では、ドレスや靴、ストッキングなどの素材として絹が重宝されていました。 19世紀の初めには、薄い木綿を素材とした直線的なドレスが流行しましたが、その後ふたたびシルクの生地をふんだんに使用した華やかなドレスが主流となります。コルセットなどの補正下着によって体のラインまでも変えながら新しいスタイルが生まれては変化し、年代ごとに特徴的なシルエットを見ることができます。 本展では、東京家政大学所蔵の19世紀ヨーロッパの絹素材のドレスを中心に当時の流行を発信した美しいファッション・ブックを展示します。次々と移り変わる華やかなモードの変遷を追いかけながらご覧下さい。 |
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◆主な展示品
ボール・ガウン[前期展示]1890年代初頭 東京家政大学所蔵
デイ・ドレス [後期展示]1870年代前半 東京家政大学所蔵