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収蔵品展「岡谷の工女さん ~製糸業を支えた女性たちの仕事とくらし」

岡谷蚕糸博物館 収蔵品展

『岡谷の工女さん ~製糸業を支えた女性たちの仕事とくらし』

 会期:平成29年2月2日(木)~ 平成29年5月22日(月)
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 明治・大正・昭和の時代、日本の近代化を支えた生糸生産を行ったのは、製糸工場で働くあまたの工女さんたちでした。工女さんたちは、小学校を出たばかりの10代からの女性で、日本各地から岡谷に来て、寄宿舎生活を行い、年末に故郷へ帰り、また翌年、岡谷に働きに来ました。

製糸工場での仕事の様子は、輸出が主な生糸生産にあっては、一定の繭量からできるだけ多く、繊度のそろった生糸を能率よくつくることが求められていたのでした。

本展では、製糸工場で働く工女さんたちの仕事の様子と、日々の暮らしに焦点をあて、当館収蔵品や写真などから、製糸業を支え、ひとつの時代を懸命に生きた女性たちの姿を描きます。

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◆主な展示品
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勤続10年で贈呈された鏡台

 

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製糸工場で使用されたどんぶりと茶碗

 

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製糸工場の献立表