令和5年11月23日(木)~令和6年2月18日(日)
富岡製糸場と同時期に作られ、明治6年に現在の東京都港区虎ノ門付近にあったとされている官営2番目の製糸工場『勧工寮葵町製糸場』。
この製糸場は、イタリア式の製糸法を採用し、フランス式である富岡製糸場と同時期に作られ、器械製糸技術の伝播に貢献したことが知られています。幻であったこの勧工寮葵町製糸場の図面40点余りが発見されたことにより、東京農工大学科学博物館で復元プロジェクトが立ち上げられました。膨大な紙の図面をデジタル画像化し、VRで復元された製糸工場を同時代の資料とともにご覧いただきます。