新年度となりました。岡谷蚕糸博物館が所属するブランド推進室では新しい職員を2名迎え、フレッシュなスタートを切っています。そして、博物館の新年度の風物詩?と言えば、全国各地の美術館、博物館から送付されてくる年間スケジュールの到来です。
皆さんも博物館の入り口などに置かれた年間スケジュールのパンフレットをご覧になったことがあると思います。三つ折りや四つ折りで、長方形や正方形と形もさまざま。パッと目につくようなインパクトのある表紙だったり、施設名を大きく目立たせたり、各館の特色や、デザインへのこだわりが感じられて、見ていて楽しいです。そして、この年間スケジュールのパンフレットが、博物館へ来ていただくきっかけとなる、重要なアイテムとなります。


当館の年間スケジュールは表紙に桑の葉、お蚕さま、繭が可愛くデザインされ、緑から橙色へのグラデーションが目を引きます。ちなみに、去年は開館60周年を記念する年でしたので、還暦をイメージした赤色の表紙でした。
中を開くと企画展示の紹介、休館日のお知らせを見やすく表示、裏面は入館料やアクセス地図などの施設案内です。限られた紙面ではありますが、一年分の情報がぎゅっと詰め込まれています。この小さな年間スケジュールのパンフレットが、皆さんを博物館へといざなう大きな窓口となることを願っています。


年間スケジュールに載せきれなかった情報は、ホームページやSNSで随時発信していきますのでご覧ください。新年度も皆さんのご来館をお待ちしています。