6月に入り、岡谷蚕糸博物館に植えられた桑の木も、青々と葉を茂らせてきました。
一枚一枚桑の葉を摘むと、みずみずしい匂いが漂います。この新鮮な桑の葉を、お蚕さまの上にそっと載せていきます。
お蚕さまは上に登っていく習性があります。体の上に桑の葉が乗ると、食べ進めながら上へ上へと登っていきます。
こんな大きな桑の葉も、食欲旺盛なお蚕さまにかかればあっという間に食べられてしまいます。
岡谷蚕糸博物館では現在、一般に向けて春蚕の無料配布(最大20頭まで)を行っています。エサとなる桑の葉を用意できることが配布条件となります。
ご希望の方は事前に博物館までご連絡ください。配布頭数が無くなり次第終了となります。