8月の休館日は、5日(水)・19日(水)・26日(水)です。
9月の休館日は、2日(水)・9日(水)・16日(水)・24日(木)・30日(水)です。
10月の休館日は、7日(水)・13日(火)・14日(水)・21日(水)・28日(水)です。

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岡谷市制施行90周年の年です

 今年は岡谷市が誕生して90周年となります。昭和11年4月1日に平野村から岡谷市として新たな歩みをはじめました。明治から昭和初期にかけて、製糸業で大きく発展してきた岡谷ですが、昭和11年は製糸業が不況の中にあり、製糸業の再興を願うと共に、新しい産業を模索していた時代でもあります。

現在開催中の「岡谷市制施行90周年記念展」(~令和8年10月12日(火・祝)まで開催)では、市制施行当時の写真や行政資料などを通して、岡谷市の誕生から現在までの歩みをご覧いただけます。

 今回の展示では、吉田初三郎作「岡谷市鳥瞰図」(図1)の原画を4年ぶりに展示しています。鳥瞰図(ちょうかんず)は空から鳥が街並みを見下ろしたような視点で描かれた絵図のことです。作者の吉田初三郎は明治17年京都府に生まれ、日本全国の名所をスケッチしてまわり、鳥瞰図の絵師として活躍しました。「大正の広重」とも呼ばれた人物です。

(図1 岡谷市鳥瞰図 昭和11年制作)

この岡谷市鳥瞰図は、岡谷市役所を中心に、昭和11年当時の岡谷の風景が描かれています。たくさんの煙突の下にある建物は製糸工場(図2)です。最盛期の昭和5年には200工場が岡谷のまちにひしめき合っていました。

 (図2 製糸工場と煙突)

明治38年に開通した岡谷駅(図3)も描かれています。中央線を通して、働く工女さんや原料の繭、燃料の石炭が岡谷駅に運ばれてくる様子がわかります。また、製糸工場で生産した生糸は汽車に載せ、岡谷から横浜まで運ばれていました。

 (図3 岡谷駅)

さらに銀行(図4)、郵便局(図5)なども描かれています。産業を支えるインフラが整備され、糸都岡谷として発展した当時の様子を物語る貴重な資料となっています。

 岡谷市の90年間を振り返るなかで、市民の方がご覧になれば、それぞれの年代によって「懐かしいなぁ。」と思う写真や展示品があると思います。そんな岡谷の歴史を振り返りながら、さらに、これから100周年の未来の岡谷について考えていくきっかけになればと思います。ご来館をお待ちしております。

      (図4 安田銀行と八十二銀行)    

(図5 郵便局)

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