


日差しが強く明るくなってきました。
今年は桜の開花も早く、一気に初夏の陽気ですね。
岡谷蚕糸博物館のロゴマークとして使用されている「のこぎり屋根」も、青空に映えています。
のこぎり屋根は製糸工場や紡績、織物工場などで取り入れられていた、のこぎりの刃の形に似た屋根のことです。
恥ずかしながら私は、のこぎり屋根は太陽の日差しをたっぷり工場内に取り入れられるように、南側が窓になっていると思っていました。
実際は北側に窓を作り、一日を通して安定した柔らかな光のもとで繰糸が行われていました。直射日光では照度が強すぎて、かえって糸が見えにくいそうです。
往時を伝える象徴としての「のこぎり屋根」が、博物館のエントランスで皆さまのご来館をお待ちしています。
令和5年5月の休館日は以下のとおりです。
お出かけの際に、今一度ご確認ください。
【博物館休館日】
10日(水)
15(月)~17日(水)企画展示替えのため
24日(水)
31日(水)
ご来館の際にはご確認をよろしくお願いいたします。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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岡谷蚕糸博物館の情報
★休館日 毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)
祝日の翌日・年末年始(12/29~1/3)
その他臨時休館あり
★開館時間 午前9時~午後5時
製糸工場は、午前9時~正午、午後1時~午後4時
1冊 1,300円(税込)
・法政大学名誉教授 田中優子氏による、時代や個々人に合わせて、変化する着物であってほしいとの想いが込められた巻頭エッセイ。
・聞き取り調査の記録は『佐渡から岡谷へ 再繰ひとすじ40年』小林春美さん(80歳)、『製糸家の家に生まれて(ヤマニ宮澤製糸所)』宮澤歌子さん(91歳)宮澤陽子さん(68歳)の語りです。
・『大正期の製糸工場における特別教育と工女の「学び」』(法政大学 久井英輔氏、山形大学 安藤耕己氏)『製糸共同病院のこと』(畿央大学 塩原佳典氏)等、日本の近代化を担った岡谷の製糸業を新たな観点から分析研究した盛りだくさんの内容でお届けします。
岡谷市では4月29日をシルクの日として、毎年、市内各所でシルクを五感で体験できるイベントを実施しています。
過去4年間、新型コロナウイルスの影響で実施が見送られていましたが、今年は開催される運びとなりました!!
メイン会場の岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)、シルククラフト展会場のレイクウォーク岡谷を中心に、無料循環バスを利用して、岡谷での春の一日を楽しんでみませんか?
当日は博物館の見学無料のほか、楽しいイベントが盛りだくさんです!
GWの思い出にぜひイベント会場にお越しください♪
東京八王子市はかつて「桑都」と呼ばれ、古くから養蚕や織物が盛んな地域でした。
江戸時代中期から生糸や絹織物が盛んに商われており、明治から昭和初期にかけて製糸業で栄えた岡谷市と重なる部分がありますね🧐
ものづくりのまち岡谷の原点である製糸業、シルク産業の雰囲気が少しでも伝わればと思います。
八王子駅から徒歩5分のところにありますので、お近くを通行された際には是非ご覧下さい✨😊
展示期間
令和5年4月14日(金)〜6月中旬
展示場所
八十二銀行八王子支店(東京都八王子市東町5-7)
岡谷蚕糸博物館では一年を通して蚕を飼っています。
蚕は桑以外の葉っぱを食べてくれませんが、館周辺に植えられた桑の木に,まだ葉は生えてきません。そんな時に役立つのが桑の葉の成分を含んだ人工飼料です!
まるでボンレスハムのような外見と手触りです。これ1本で500gあり、ずっしりとした重みを感じます。
外側の包装フィルムをはがし、薄くスライスして蚕のそばに置くと、匂いを感じて蚕が寄ってきます。桑の青臭さときな粉が混ざったような香ばしい匂いです。
この人工飼料は長野県松本市の株式会社高原社さんから購入しているものですが、添えられたこの文章にハッとしました。
「一度でも桑を食べたカイコは人工えさを食べようとしません、ご注意ください」
飼育中に桑の葉が無くなったら、人工飼料を受け付けない蚕は大きく育たないこともあります。大切なお蚕様の命を最後まで責任をもって育てていく、こんな緊張感も持ちながら、来館者の方々に楽しく蚕をごらんいただけるように「カイコふれあいルーム」でお待ちしています。
人工飼料から桑の葉への変更は可能ですのでご安心ください。
令和5年4月の休館日は以下のとおりです。
お出かけの際に、今一度ご確認ください。
【博物館休館日】
5日(水)
12日(水)
19日(水)
26日(水)
GW期間中は休まず営業いたします!!
ご来館の際にはご確認をよろしくお願いいたします。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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岡谷蚕糸博物館の情報
★休館日 毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)
祝日の翌日・年末年始(12/29~1/3)
その他臨時休館あり
★開館時間 午前9時~午後5時
製糸工場は、午前9時~正午、午後1時~午後4時
「マルベリーひろば」の活用者を募集します!!
利用希望者は以下のとおり、お申込みください。
■趣旨 地域交流や賑わい・活気を生み出すため岡谷蚕糸博物館芝生広場、通称「マルベリーひろば」を活用してみたいという意欲ある実践者を募集します。
「イベントを通じて人と人のつながりをつくりたい!!」
「子どもの元気な歓声が聞こえる催し物がしたい!!」
など、交流や賑わい創出を真剣に考えている方、広場を使って実現してみませんか。
■利用の条件 〇利用できる日 原則、博物館の開館日は毎日利用可(市の業務で利用する場合を除く) 〇利用できる時間 午前9時~午後5時(博物館の開館時間) 〇利用可能設備 電源、水道、トイレ(博物館管理棟内) 使用料金(1日当たり、光熱水費別) 1区画(5m×6m=30㎡)1日200円 全区画(20m×20m=400㎡) 1日1,500円
■応募できる人 市民の交流や賑わい創出の場となるような、広場活用のアイディアを持ち、実践したい人(個人、団体、会社など)
■申込方法 申込方法:要項・申込用紙を下記のタグよりダウンロードし必要事項を記入の上、下記メールアドレスまでお申込みください。郵送・FAXの場合は、下記住所・FAX番号により蚕糸博物館までお送りください。
■その他 その時の状況に応じた新型コロナウイルス感染症対策を施したうえでご利用くださ
い。
〇募集要項・申請書
岡谷蚕糸博物館「マルベリーひろば」活用者募集要項・申請書
〒394-0021 長野県岡谷市郷田1-4-8 TEL 0266-23-3489 FAX 0266-22-3675 E-mail hakubutsukan@city.okaya.lg.jp
「シルクおかや次世代担い手育成プログラム」は、「知識」と「体験」を主軸とした教育プログラムにより、養蚕から生糸の製造、そしてファッションやものづくりの分野での製品化に至るプロセスへの理解や興味を深め、将来、シルクの魅力を発信する人材や研究者、技術者、起業家等としてシルク産業の発展を担う人材の育成を目的としています。
貴重な国産シルクで作品づくりを始めたい方、岡谷市で養蚕から始めてみませんか。
令和5年度は、養蚕から作品作りにいたる一連の流れを年間を通じて体験する【養蚕コース】を実施します。作品作りにあたっては、自らまゆをつくり、つくったまゆから糸をとり、とった糸を自分で染めて機織りをし作品を制作します。自分がつくる作品に必要な絹糸は自分でつくる。岡谷シルクのものづくりの新しいスタイルを提案します。
◆【養蚕コース】年間スケジュール(新型コロナウィルス感染症の影響等によりスケジュールが変更になる場合があります。)
【お申込み・お問合せ先】